一人暮らしや同棲をする時はどれくらいの広さが必要?部屋の間取りを選ぶ時に気をつけるポイントを解説!

一人暮らしや同棲をこれから始められる方も多いことでしょう。

どちらもその先の人生の生活の拠点となる場所ですからできるだけ快適な空間としたいものです。

しかし実際にどのくらいの広さの部屋であれば快適な生活が送れるのかは意外とわからないものではないでしょうか?

また家具や家電を購入するにしてもその部屋で使えるスペースは具体的にどのくらいなのかを把握する知識も必要となるでしょう。

そこでこの記事では部屋探しの基礎の知識から、一人暮らしや同棲をする時に必要な部屋の広さとそれぞれの部屋がどのような条件を持った人に最適であるのか、そして部屋を探すときのポイントまで解説していきます。

目次

一人暮らしだとどれくらいの広さが必要?

部屋探しの基準となるポイントとして忘れてはいけないことは、その部屋をそのまま生活スペースとして使えるのではなく、家具や家電をおいても快適な生活が送れる広さがあるのかどうかというところです。

ここからは家具や家電などを設置して上で一人暮らしで快適な生活が送れる部屋探しを進めるために知っておきたいことについてお伝えしていきます。

一人暮らしをするために部屋を探そうとしても賃貸物件情報雑誌などに記載がある広さの単位である『平米』ではその広さがいまいち想像つかないものではないでしょうか?

その時生活スペースを〇畳と変換できれば、容易に部屋の広さを想像できて最適な部屋探しの判断材料のひとつともなるはずです。

先ずはこの要項についてご説明していきます。

部屋の広さを表す専有面積ってなに?

賃貸物件情報を見ていると専有面積という文字が出てきます。

これはその部屋に住む住居人が自分の所有物として扱える部屋の内側の面積を指すものです。

この専有面積を把握することは、より快適な部屋を探すための判断材料となります。

しかし、部屋と認識している区画の中にもこの占有面積には含まれる場所と含まれない場所があるのです。

専有面積に含まれる部分と含まれない部分とは

どこまでが専有面積なのかは集合住宅の場合、判断がとても難しいところです。

基本的に玄関ポーチやバルコニーは専有面積には含まれないとされています。

それらの場所に関しては共同の所有物であり、自由にはできないスペースと考えておいた方がいいでしょう。

一人暮らしには専有面積が最低限25㎡必要!

それでは上にお伝えした玄関ポーチとバルコニーを除いて考えられる専有面積は、どのくらいの広さがあることで快適な生活が送れるのでしょうか?

一人暮らしに必要な専有面積は最低25平米が必要とされています。

これは専有面積ですから風呂やトイレも含まれた部屋の内側全体の面積です。

この25平米のサイズの部屋ですと1Kにちょうど良く、風呂などの生活に必要な設備の面積を除いても生活空間にある程度ゆとりが持てる広さとなるのです。

25㎡は畳だと何畳分?25㎡の間取りとは?

25平米と言っても広さの想像が難しいのは日本の場合『畳』計算をして部屋の大きさを示しているものがほとんどだからでしょう。

不動産に関する規約施行規則により1.62平米が1畳と決定されています。

なので25平米は15.5畳ということになるのです。

15.5畳のスペースであればトイレや風呂があり、家電や家具を設置しても尚、8畳程の生活スペースは残りますから、一人暮らしで最低限快適な暮らしを送ろうと思ったら専有面積25平米が必要であることも理解できます。

ここまででは一人暮らしの生活を快適に過ごすために必要な部屋の広さとその基礎知識についてお伝えしてきました。

しかしこれが同棲となるとまた少し状況が変わってきます。

次からは同棲の場合に必要となる部屋の広さについて解説していきます。

同棲する場合だとどれくらいの広さが必要?

彼や彼女と同棲を始める際に快適になる部屋の広さは一人暮らしの部屋の広さとは異なります。

その広さの見極めをしないと必要のないトラブルになってしまったり、快適な同棲が送れなくなってしまう可能があるのです。

それでは同棲に適した広さの部屋とはどのくらいなのでしょうか?

2人で入居する際にはその部屋が『二人入居可』である必要がありますが、その中でも最適な広さの部屋を見つけることこそ楽しい同棲生活に繋がるのです。

次からは同棲の場合に最低限必要な部屋の広さと、更に快適な同棲生活にするために必要な部屋の広さについてお伝えします。

同棲の場合は最低30㎡、快適に生活をするとなると40㎡か50㎡がおすすめ

国が定める『住生活基本計画における居住面積水準』によると一般的に同棲に適した賃貸物件の広さは30平米とされています。

そして少しゆとりを持ったスペースが欲しい場合は40平米、50平米を選択するカップルもいるようです。

 30平米ですと1LDKの標準的な広さとなり、一部屋に2人で生活するスタイルとなります。

仲が良く、いつも一緒にいる二人であればこのサイズの部屋で十分でしょうし、更に快適な同棲生活を送りたいのであれば40平米や50平米の部屋を選択肢とすることも必要となるでしょう。

それではどのようなカップルが同棲する際に40平米や50平米の部屋が必要になるのでしょうか?

次では 条件で変わる同棲カップルの部屋の広さについてをご説明します。

40㎡は畳約24畳分!よくある間取りと40㎡がおすすめなカップルとは

40平米とは約24畳分の広さで、同棲生活においてもゆとりのある生活スペースをとれるサイズといえます。

ずっとくっついているわけではないけれど、同じ空間にいることで安心感が生まれる理由からお互いを確認できる広さがよかったり、常にコミュニケーションがとれる広さを求めるのであれば、その同棲カップルには40平米がちょうどいい広さといえそうです。

50㎡は畳約30畳分!よくある間取りと50㎡がおすすめなカップルの特徴

それでは50平米を必要とする同棲カップルはどのような条件を持っているのでしょうか?

50平米と言いますと30畳分ですからかなり広い生活スペースが期待できます。

この広さの部屋を必要とするカップルは広い収納が必要であったり、それぞれの個室が持てることからプライベートを保ったいい距離感を見込む人たちが多いようです。

また2DKや2LDKとなる50平米の部屋であれば、友だちを宿泊させることもできますから、友だちの多い二人にも最適といえます。

ここまでに一人暮らしと同棲カップルに必要な部屋の広さとその条件について解説しました。

次ではその部屋を探す時に確認しておきたいポイントについてお伝えしていきます。

部屋を探すときにチェックするポイント

一人暮らしをするにしても同棲をするにしても、いい部屋を探すことが快適な生活を送る事に繋がることに違いはありません。

その部屋探しを成功させる為には確認しておきたいポイントがあります。

その代表的な4つのポイントは以下のとおりです。

  • 防音性
  • 日当たり
  • 水圧
  • コンセントの位置と設備の形式

部屋探しの際に確認しておきたい上記のポイントについてここから解説します。

防音性に問題はないか

不動産業者と内見に行った時、こぶしで軽く壁を叩いてみましょう。

もしも叩いた音が軽買った場合、その壁は薄区防音性は低いといえます。

壁が薄いと隣の部屋の住人に生活音が漏れてしまって気を使う結果となり、快適な生活を送るのは難しくなってしまうはずです。

部屋の壁の厚さから防音性を確認しておくことは、部屋を探すにあたって大切なポイントのひとつになります。

日当たりや湿気は気にならないか

日当たりが良すぎても部屋の温度が上がりすぎて困ったものですし、日当たりが悪ければ湿度が高くなる可能性があります。

湿度が高ければカビが発生しやすくなり快適な生活は送れなくなってしまうことでしょう。

部屋への日当たりが最適であるかどうかも部屋探しの際に確認しておくことが重要です。

シャワーの水圧など水回りは大丈夫か

シャワーの水圧やトイレの水圧が弱くてはしっかり汚れが落ちなくて、生活が不便になってしまい快適な一人暮らし、または同棲を送ることはできなくなってしまいます。

部屋の水圧も入居前に確認しておく必要があるのです。

コンセントの位置やエアコンの型式など設備に問題はないか

部屋が理想的であってもコンセントの位置が欲しいところになければ思った場所に家電を配置することができなくなります。

たこ足を使うことで家電の希望の位置への設置は可能ですが、いらないコードが目立ってしまい、思うように部屋のコーディネートができない可能性も出てきます。

また部屋が理想的であってもエアコンをはじめとした電気設備の形式が古いものであると音が耳についたり、電気料金が高くなってしまうことも考えられるのです。

エアコンの形式も部屋を探す上で確認するべき大切なポイントのひとつとなるはずです。

一人暮らしや同棲の人気の間取りや部屋探しのポイントについてまとめ

この記事では部屋探しに必要な基礎知識から一人暮らしと同棲カップルに最適な部屋についてと、同棲カップルの求める条件によっては探す部屋の広さが変わることについてもお伝えしてきました。

一人暮らしの場合でしたら30平米、約15畳の部屋の広さがあればトイレや風呂を除いて8畳の生活スペースが見込めますから、この広さを部屋を探す時の最低限としての参考にしてみてください。

同棲であれば40平米を最低限とするべきでしょう。

更に個人のプライベートを守ったうえでの同棲生活を望むのであれば、50平米の部屋を探すことで希望に沿った快適な同棲生活ができるはずです。

ここまでにお伝えした一人暮らしと同棲に必要な部屋探しのポイントを押さえて快適な生活を送れる部屋を探しましょう。

また、同棲にかかる毎月の費用などについてはこちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

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