女性の東京一人暮らしで気を付けることは?安心して生活するための物件探しのポイント紹介

女性の初めての一人暮らしでは、どのようなことに気をつけて物件を選べば良いかわからないという方はきっと多いのではないでしょうか。

家賃、間取り、アクセスの良さ、治安、セキュリティなど、物件選びで重視する条件はさまざまです。

今回は、東京で一人暮らしをする女性向けに、安心・安全なお部屋探しに役立つ情報をお伝えします。

東京での一人暮らしをする女性が重視している条件・生活費の相場・物件選びで気をつけたいポイントなどを順にご紹介していきたいと思います。

ぜひ最後までご覧くださいね。

目次

女性の一人暮らしのよくある疑問を解説

まずは、地域を絞らず「女性の一人暮らし」のよくある疑問について順番に解説していきます。

女性の一人暮らしでみんなが重視している条件は?

こちらの図の赤色の折れ線グラフは、一人暮らし社会人女性が家を探すときに重視する項目ごとの割合を示しています。

参考:「引越し・住み替えのきっかけは? 重視する条件は? 401人に聞いた実態調査 2021」SUUMO

前回、「20代社会人シングル男女が一人暮らしの家を探すときに重視する項目のデータ」では、上位項目は以下のような順番でした。

  • 1位:家賃
  • 2位:通勤・通学時間
  • 3位:最寄駅からの徒歩分数
  • 4位:路線・駅やエリア、間取り
  • 5位:立地・周辺環境

今回も上位は大きく変わらないようですが、女性の場合に特に重視されている項目に「セキュリティ」「築年数」「日当たり」などがあります。

家探しの条件として、やはり防犯面が気になる女性が多いようです。

オートロック付き物件やマンションの高層階等、建物そのもののセキュリティ性を重視することは防犯対策になるでしょう。

また、築年数という面では、男性より女性の方が築年数が浅めの物件を条件に探す方が多いです。

やはり比較的築年数の浅い綺麗な物件の方が、住み心地の面もそうですが虫が出にくいなどの理由も大きいでしょう。家賃が少し上がってでも新築物件を選びたいという女性も少なくないです。

日当たりが良いという条件も、女性のお部屋探しで特に人気の項目です。

物件を検索する時には、南向きにチェックを入れると一年を通してお部屋に日差しが入りやすい物件を見つけることができます。南向きの物件は人気なので、やや家賃が他の部屋より高めに設定してあることも多いです。

特に朝の時間帯に日差しが入って欲しいという方は、「東向き」の部屋もおすすめです。東向きは午前中のお部屋が明るく、洗濯物も乾きやすい方角なのです。

女性の一人暮らしの生活費はどれくらいかかる?

さて、続いては女性の一人暮らしにかかる1ヶ月あたりの生活費について見ていきましょう。

一人暮らしの生活費の内訳には、家賃・食費・水道光熱費・交際費などの費用がかかりますが、女性の一人暮らしとなると美容室や化粧品の購入など、女性特有の消費項目も多くなってくるものです。女性一人暮らしの生活費は、毎月いくらぐらい必要となるのでしょうか。

「家計調査 家計収支編 単身世帯 2020年」によると、34歳以下女性の消費支出は145,870円です。内訳は以下を参考にしてくださいね。

消費項目単身世帯の平均支出額
食費29,457円
家賃43,832円
水道光熱費7,874円
交通・通信費16,182円
被服費6,866円
美容費11,416円
交際費7,849円
その他の消費支出(教養娯楽・医療・日用品など)32,664円

参照:総務省 家計調査 家計収支編 単身世帯 2020年次

あくまでも全国の平均値ですので、家賃や消費支出は地域によっても異なります。東京に住む場合は、地価が高い分サービス料金や物価がもう少し高くなるでしょう。

ですが、全く生活費の目安がわからなかったという方にとっては平均データでも生活費の見積もりの参考になると思いますので、お役立ていただければと思います。

女性の東京一人暮らしで気をつけたいポイント

次は、東京で女性が一人暮らしをする場合に気をつけておきたいポイントについて解説していきます。

生活圏内の治安が良いかどうか

前項でもセキュリティ面を重視する女性が多いということは触れましたが、女性が東京で一人暮らしをするには、住居のセキュリティはもちろん生活圏内の治安も重視しておいた方が良いでしょう

住みたいと考えている地域の駅やスーパー、商店街など、自分の生活圏になり得る場所の治安情報を事前に調べておくことをおすすめします。

治安が良いかどうかを調べる方法はいくつかあります。

  1. ネットで犯罪発生状況を確認する

警視庁のサイトで、「犯罪情報マップ」(http://www2.wagmap.jp/jouhomap/Portal)という犯罪発生状況を地図上で確認することができるものが公開されています。

女性や子供の防犯情報にフォーカスしたマップもあるので、自分が住みたい地域の犯罪発生件数が多くないかどうか事前に確認しておくと安心できるでしょう。

  1. 実際に足を運んでみる

ある程度住みたい地域や物件が決まってからにはなりますが、実際に最寄駅で降りてみて生活圏内になりそうな場所を歩いてみるのが一番です。

家から駅までの道は暗かったり人通りが少なかったりしないか、街灯は十分あるか、夜は酔っ払いが多くないかなど、街の様子を確かめてみましょう。

その他にも、「(エリア名) 治安」で検索してみると、その地域に住んでいる人のクチコミが見られるサイトなどもたくさんヒットします。

実際に候補物件の周辺を歩いてみることが一番ですが、情報サイトを活用しつつ治安について事前に調査しておきましょう。

治安について調べる方法は、こちらの記事でも詳しくご紹介していますのでぜひあわせて読んでみてくださいね。

お家の学校 - 知って得する不動産...
東京の治安が良い地域はどこ?安全な一人暮らしにおすすめのエリアをランキング形式で紹介 - お家の学校 東京に住むとなると、第一に家賃の心配が大きいと思いますが、同じくらい治安の面が気になる方もいらっしゃるでしょう

部屋の清潔さ

続いて、女性にとって「部屋が新しく清潔感があること」は物件探しの必須条件とも言えるのではないでしょうか。

家賃の安さ、駅へのアクセス性など他にも重視したいポイントはたくさんあると思いますが、そのどれかを叶えようとすると築年数が古い物件が多くなってしまったりすることもあります。

築年数が古い物件は、経年劣化による傷みなどで虫が侵入しやすい場合も。虫が苦手な女性は築年数の浅さも優先的に条件に入れた方が良いでしょう。

最寄駅や都心までのアクセス

まず、最寄駅へのアクセスが良いという点は、仕事や遊びの帰りに夜道を移動する距離を短くできるため、防犯の面でもよく見ておきたいポイントです。

次に、都心までのアクセスが良いことは、通勤の便利さはもちろんのこと、休日のショッピングにも出かけやすいという点で女性にはメリットが大きいでしょう。好きなお出かけスポットへのアクセスもチェックしておきましょう。

女性の東京一人暮らしで重視することまとめ

今回は、東京での一人暮らしをする女性が重視している物件の条件・生活費の相場・物件選びで気をつけたいポイントなどをご紹介しました。

家賃やアクセス性などはもちろん重要ですが、女性が安心して一人暮らしをするためには、物件のセキュリティ、治安の良さ、部屋の清潔さなどの項目も重視した方が良いことがわかりました。

特に防犯面は事前にしっかりと確認しておくことが重要です。治安の良し悪しについて確かめる方法を詳しくご紹介しましたので、参考にできそうなものがありましたら実際に試してみてくださいね。

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