一人暮らしを始めたその場所が快適であることは、入居後、その場所での一人暮らし生活を続けられるかどうかを左右する大切なものです。
せっかくの一人暮らしですから、やはり気持ちよく快適に、そして利便性良く過ごしたいものです。
そこでこの記事では、一人暮らしを快適に過ごす方法から、一人暮らしで重宝する便利グッズ、そして部屋を広く使える収納術までお伝えしていきます。
一人暮らしをより快適に過ごしたい方はぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしを快適に過ごす方法とは
いざ楽しみにしていた一人暮らしが始まると、うれしさと疲れが同時にやってくるものです。
毎日の生活のルーティンに疲れてしまうこともあるでしょう。
通勤通学のほかにも、生活の部分での家事のこと、家賃を含む生活費でのやりくりなど頭を悩ませる部分も出てきてしまうはずです。
そのような悩みをできるだけ解消する為にも一人暮らしには抑えるべきポイントがあるのです。
それらを知ることで、一人暮らしはさらに快適なものになるに違いありません。
その抑えるべきポイントとは以下の3つです。
- 好きなエリアに住む
- 一人暮らしにかかる費用を把握しておく
- 家具家電は最低限のものから
それぞれの項目についてここからご説明していきます。
好きなエリア、またはその近くに住む
一人暮らしをするにあたっては、その部屋の間取りなどももちろん重要です。
しかし、その賃貸物件の周辺になにがあるのか、そしてそこは好きな所なのかによって、その地に一人暮らしで住み続ける気持ちも変わってきます。
もちろん近隣にスーパーや商業施設があって生活に利便性が高いことも大きなポイントでしょう。
例えばその場所がいい景色であったとしても、生活面で必要となるスーパーが近所になく生活に対しての利便性が低ければ、そのエリアでの一人暮らしは充実しないのではないでしょうか?
そのような面も含めて、予算内でできるだけ利便性が高くかつ好きだと思えるエリアに住むことこそ、その地で一人暮らしを続けていく為の大切なポイントなのです。
一人暮らしにかかる費用をしっかり計算しておく
一人暮らしをするにあたって、賃貸物件を借りるには敷金・礼金、場合によっては保証料などの費用が必要になります。
また、その賃貸物件に引っ越してくるときの引っ越し費用から、生活を始める為の必需品の買い物までの初期費用を把握しておくことは、その後の一人暮らしを左右するものです。
特に家賃の他にかかる敷金・礼金、場合によっては発生する保証料などが滞ると、その賃貸物件での生活は快適から遠いものとなってしまうことでしょう。
また、入居して生活が始めれば、水道光熱費をはじめとした諸費用もやりくりしなければなりません。
それらがあっても生活が圧迫されないような家賃の賃貸物件に住むことも大切ですし、その他の諸経費を知って、全体で無理のない金額に収める計算を予めしておくことも快適な一人暮らしをするためのひとつの大切な要素といえそうです。
家具や家電は必要最低限のものから揃えていく
初期費用には、引っ越し費用と賃貸物件にかかる費用、それから生活必需品をそろえる費用があります。
生活必需品とはこまごましたものももちろん含まれますが、洗濯機や食器などの生活になくてはならないもの全般を指します。
一人暮らしで色々な希望があると、この生活における初期費用がかさんでしまいがちです。
家具や家電が便利そうだったりオシャレだったりと、買いたいものがつい増えてしまうことが十分考えられるということです。
好きなように家電や家具を買っていては予算を圧迫することは間違いありませんし、内見した時に十分な広さのある部屋だと思っていても、家具をたくさん置けばそれだけ生活スペースも狭くなり快適な生活は送れなくなってしまうことでしょう。
ですので、家電や家具は最低限のものからそろえることで予算オーバーを防ぎ、必要のないものは買わないことで生活スペースを広く保って快適な一人暮らしができるようになるのです。
家電などは後々必要となったときに買い足すスタンスでいいかと思われます。
ここまでの条件を満たしたうえでさらに一人暮らしを快適にするものがあります。
それは様々な便利グッズです。
それがあるだけで生活のあらゆる場面で利便性が増して生活がしやすくなります。
次ではその便利グッズについてお伝えしていきます。
【厳選】一人暮らしの便利グッズ
一人暮らしの部屋の中でのあらゆるところに便利グッズがあると、生活の利便性は一気に増すことになります。
ここからは生活を快適にしてくれる便利グッズをご紹介していきます。
キッチンの便利グッズ
一人暮らしと言えば、支出を減らすためにも自炊が必須になります。
おかずはスーパーで買ってくることがあったとしても、米くらいは焚いておきたいものです。
しかし米の保管はしっかりしておかないとすぐに虫がついたりして食べられなくなってしまうものです。
そこでAmazonなどで簡単に手に入るちょうどいいサイズの密閉式米びつが一人暮らしのキッチンでの便利グッズのひとつとなります。
一度に多くを買うことになる米ですからどうしても保存が必要ですし、その保存方法が間違っていればもったいないことになってしまいます。
密閉式の米びつで米を上手に保存して、無駄のない自炊をしましょう。
また、一人暮らしの部屋でのキッチン周りのスペースは意外と狭いものです。
そこにたくさんのキッチン用品があるとどこに何があるのか把握しきれなくてとても不便となるはずです。
そのようなときは壁に穴あきのボードを設置しましょう。
その穴におたまやフライパンなどのキッチン用具をかけたり、コップをかける工夫をすることでキッチン周りがすっきりすると同時にキッチン用品がとても使いやすくなります。
その結果、キッチン周りのスペースも広くなりますから快適な一人暮らしに繋がるはずです。
掃除用具の便利グッズ
また、掃除も一人暮らしでは避けては通れないものです。
その掃除に使える便利グッズとして重宝したいのがハンディモップです。
一人暮らしの部屋はさほど広いものではありませんから、大きな掃除機はかえって邪魔になります。
家具や家電、棚などの上の埃からフローリングのゴミまで簡単にその場だけを掃除できるハンディモップは持っておくと便利な掃除グッズです。
サイズもそれほど大きいものではありませんから 元々収納スペースの少ない一人暮らしの部屋にはピッタリのお掃除用便利グッズといえます。
その他であると便利なもの
一人暮らしで快適に過ごすためには、「部屋を広く使うこと」と「家事を簡単にすること」が重要なポイントになります。
晴れている時の洗濯物は外で乾かせばいいですが、雨の季節は部屋干しが基本になるでしょうし、湿度が高まると快適な生活も送れなくなってしまいます。
その時にあると便利なのがサーキュレーターです。
サーキュレーターが1台あると、部屋干しでもしっかりと洗濯物が乾きますし、扇風機として使えば除湿や換気にも最適です。
また冷暖房と一緒に使うことで効率よく部屋の温度調節ができますから、電気料金の削減にも繋がります。
一人暮らしを始める際はサーキュレーターを1台持っておくと快適な生活が送れるはずです。
狭い部屋を広く見せたい人必見!家具選びのポイント
内見の時には広く見えるものですが、一人暮らし用の賃貸物件は収納をはじめ、さほど広いものではありません。
その部屋をどれだけ広く使うことができるかも生活を快適に送るコツと言えるでしょう。
しかし部屋にどうしても置かなければならない家具もあります。
一人暮らしに最適な家具の選び方のポイントは以下の3つです。
- 高さが低いものを選ぶ
- 色を統一する
- 収納ができるものを選ぶ
それぞれについてここから解説していきます。
家具は高さが低いものを選ぶ
背の高い家具は圧迫感は広くはない一人暮らしの部屋の中で更に圧迫感を与えます。
目線の位置より低い家具を選んで部屋に開放感を作ることが快適な生活のひとつの工夫です。
また、もしもの震災の場合にも高い家具は非常に危険ですから、やはり家具は低めのものがいいでしょう。
家具の色を統一する
せっかくの一人暮らしですから、自分の希望の部屋にしたいものです。
明るい感じや暗い感じ、モダン、木目といったテーマを絞って家具の色を統一することで部屋の雰囲気に統一感を出すことができます。
それにより居心地のいい空間を作れますから快適な一人暮らしには家具の色を統一することをお勧めします。
収納ができる家具を選ぶ
一人暮らしに選ぶ賃貸物件には収納が少ないものが多く含まれます。
それを解消するために、物を収納できる家具を選ぶことが大切です。
収納力のある家具であれば、部屋の生活スペースを広く確保することもできますし、見た目もきれいに収まり、快適な生活には必需品ともいえそうです。
ここまでのような条件をクリアした一人暮らしに最適な家具を選ぶことで生活スペースも広くとれますし、より快適な一人暮らしができるといえるでしょう。
しかし物はいつの間にか多くなるものです。
そこで次では狭い部屋をできるだけ広く使うための収納のポイントについてお伝えします。
狭い部屋を広く見せるための収納のポイント
一人暮らしのそれほど広くない部屋では、どのように収納するかによってその生活スペースが変わってきますし、開放感の違いは生活の快適さにも違いを与えます。
できるだけ快適な一人暮らしを送るためにはすっきりとした部屋作りが大切になるのです。
その快適な空間を作るに抑えておきたいポイントは以下の3点です。
- 定番の収納グッズを使う
- デッドスペースを活用する
- 壁面収納を使う
それぞれについてご説明していきます。
定番の収納グッズを使いこなす
物の中でもかさばって収納に困るのが衣類や布団などです。
これらをできるだけ小さくするためには定番の圧縮袋を使いましょう。
それまでひとつの布団しか入らなかったスペースを有効活用できるはずです。
ソファの下やテーブルの下などのデットスペースを活用する
ソファーの下やテーブルの下などの隙間であるデッドスペースも収納に有効活用してみてはいかがでしょうか?
雑誌などの紙類等はこのようなデッドスペースに収納してしまうことで生活スペースは広くなります。
壁面収納で収納するスペースを増やす
キッチンの便利グッズでも紹介した有孔ボードで壁面に収納スペースを作ってしまうのも収納場所を増やす方法の1つです。
どこでも収納スペースを増やすことができますし、ワイヤーやフックを使えば多くのものをかけて見える収納を作れます。
壁面収納を部屋の雰囲気に沿った色で塗装することで統一感も生まれてオシャレも演出できますから、是非利用したい収納です。
快適な一人暮らしの便利グッズや収納のポイントについてまとめ
この記事では一人暮らしの部屋を快適にする方法と、部屋の中の様々な個所に使える便利グッズ、そして広くはない一人暮らしの部屋をできるだけ広く使うための収納術についてお伝えしました。
一人暮らしの部屋でできるだけ快適な生活を送りたいとお考えの方は是非参考にしてみてください。
また、「一人暮らしの部屋をスッキリ見せる収納のコツ」や「お部屋の空間別おすすめ収納家具」については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。あわせてご覧になってみてくださいね。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] こちらの記事でも家具や収納を選ぶポイントをご紹介しています。あわせて参考にしてみてください。 […]